貯蔵(1)(暗記と計算):火薬類取扱保安責任者の資格取得講座



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貯蔵(1)(暗記と計算)

貯蔵に関する事項は施行規則第四章で規定されています。火薬類取扱保安責任者の資格試験では、貯蔵に関しては暗記項目と計算問題が目白押しです。


まず第一は貯蔵区分です。火薬類の貯蔵は通常は火薬庫に行いますが、同一火薬庫に貯蔵してよい火薬類は定められています。詳細は施行規則第十九条を暗記してもらわざるを得ませんが、貯蔵区分の考え方の例は、次の火薬庫の項で少し触れようと思いますので、よければ参考にして下さい。

さらに大変なのは最大貯蔵量です。最大貯蔵量の問題は貯蔵区分との組み合わせで出題されます。同一の貯蔵区分であっても、その火薬庫の爆薬換算の最大貯蔵量をオーバーしていれば貯蔵できません。しかも厄介なことに、この爆薬換算は先述した保安距離算出の際の爆薬換算とは別の数表が適用されます。まずは施行規則第二十条第一項の数表を見ながら最大貯蔵量を計算できるようになり、徐々に数表を暗記してゆく他ないでしょう。

貯蔵に関するものとしては、これ以外に火薬庫外で貯蔵できる火薬類の問題が出題されています。火薬類は火薬庫に貯蔵するものなので、わざわざ火薬庫外の貯蔵などというイレギュラーな出題をする必要があるのかわかりませんが、都道府県知事の指定があれば火薬庫外でも貯蔵できることになっています。貯蔵できる数量は、例えば爆薬なら販売業者で5キログラムとなっています。

ちなみに5キログラムなら片手で十分に持てる量です。余程のことが無い限り火薬庫へ運んだ方が面倒はありません。


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