発破の知識:火薬類取扱保安責任者の資格取得講座



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発破の知識

一般火薬学に関する内容の最後として、発破に関する知識、特にダイナマイトと電気雷管を想定した発破に関する事項について触れておきます。

発破を行う際、雷管を装着した爆薬を親ダイ、それ以外の殉爆による起爆を期待するものを増ダイと呼びます。親ダイを作製するにあたっては、雷管の口元と爆薬の上端が一致するまで雷管を埋め込みます。そして雷管が親ダイから抜けないように、脚線を爆薬包にくくりつけます。

一時に親ダイ一つだけ起爆する際には関係ありませんが、複数の電気雷管を電気発破器に結線する際には直列結線、直並列結線あるいは並列結線があります。直列結線の場合、全ての電気雷管の抵抗の合計と母線および発破器の内部抵抗が回路の抵抗となります。

通常、電気雷管の所要電流(確実に点火する電流)は2アンペアですので、所要電流と抵抗の積が所要電圧となります。電気発破器の能力が所要電圧を超える場合は、通常直列結線が最も推奨されます。その理由として、結線方法が容易なことと、導通試験器で結線もれを確認しやすいことが挙げられます。発破器の性能にもよりますが、百発を超える斉発の場合には直列結線を数回路並列にする直並列結線が行われるようになります。

電気雷管による発破を行う際には、落雷による暴発を警戒するとともに、送電線や鉄道などからの漏洩電流にも注意する必要があります。通常350ミリアンペア未満の電流では、電気雷管は点火しないように製造されています。


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