火薬類って何?:火薬類取扱保安責任者の資格取得講座



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火薬類って何?

今更ながらですが、火薬類取扱保安責任者が取り扱う火薬類って何でしょうか?火薬類と火薬は同じものなのでしょうか?その問いに答える前に爆発物について考えてみましょう。

小さなものならゴム風船、大きいものなら窒素ボンベ。これらは破裂すると爆発します。これらの爆発は圧縮されていた気体が体積を膨張させるもので、化学的変化を伴いません。だから物理的爆発といいます。

一方、ガソリンや都市ガスも火を近づけると爆発します。これは酸化・燃焼などの化学反応をともなうので、化学的爆発といいます。火薬類も化学的爆発を起こす爆発物です。でも、ガソリンや都市ガスは火薬類とは違います。それは組成中に酸素原子が含まれているか否かによります。

ガソリンも都市ガスも、外部から酸素の供給を受けなければ爆発はおろか燃焼もしません。一方、火薬類は多くの場合酸素原子が含まれているため、熱や衝撃を受けただけで、内部で酸化・還元反応を起こすことができます。このように火薬類は外部から酸素の供給を受ける必要が無いため、非常に急速に反応を進めることができるのです。と同時に、水中や真空中でも推進薬として利用できるという訳です。

火薬類取締法では、火薬類は火薬・爆薬・火工品に分類されています。分類の詳細については、次項以下に譲りますが、法令上は主に組成や物質名で定義されているようです。

そこで最初の問いの答えになりますが、黒色火薬などの火薬は火薬類に含まれますが、ダイナマイトのような爆薬は火薬類ではありますが、火薬ではない。ということになります。


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